離婚後での復縁
自分はもう50代の男性です。20代の頃に結婚をして、子供が一人おります。(息子です。)
離婚した理由としては、自分の身勝手な行動や家庭を顧みない行いかと思います。
息子は病弱だったのですが、その際に仕事を休むことをしなかったり、出費が多い時は妻任せ。
妻の実家から1000万円近くの援助がありました。(事実です。)それなのに自分は実家に一切頼ることをしませんでした・・・見栄とプライドがありました。(今思うと・・・本当に非常にくだらなかったです。)
おまけに最後には妻のせいにして自己破産・・・もう最低な奴でした。自分は。
それで離婚することになりました。
しかしながら別れてから6年ほど経過した時に、やはり淋しくなりましたし、元の妻や子供の方が気を遣うことがないので楽と思えるようになりました。
この頃には自分はすっかり改心して、仕事も真面目に頑張り、それなりに収入を得ることができました。
そんな時に子供の顔が見たくなり、子供に連絡をしました。
自分の否を認めさせてくれた子供に感謝
ところが「今更ふざけるな!」と言われてしまいました・・・かなりショックでしたが、子供の言い分を聞くことにしました。
「あなたは家庭を顧みなかっただろ。それが全部何故に母親のせいなんだ?全部あんたが悪いんだろ。甲斐性なしが!やりたい放題やったのはあんただろ!50代にもなってそんなことも分からないのか。もう少し大人になれ!」と言われてしまい・・・目が覚めました。
この時に子供の言い分を聞いて、ひたすらに謝りました。
そして、「もしよければ会ってくれ」と言ったら、元の妻も会ってくれるようになりました。
そこから自分は自分の本当の気持ちを包み隠さず伝えました。
最初は拒絶されましたが、それでも自分のできる範囲で伝え続けました。
その誠意が伝わり、子供が仲介してくれて復縁することができました。
やはり全部自分が否を認め、ひたすらに謝り続けることが大切だと思いました。
そして、子供の思わぬ成長には正直、びっくりしました。
我々が若かった時よりも、息子は非常に大人な考えを持っておりましたし、これでは適わないと思いました。
そんな子供だからこそ、こちらが話を聞くという姿勢を持ち、誠心誠意向き合うことが大切だと本当に思いました。
息子には感謝しております。
本来の意味とは違った『子はかすがい』になったようですね。
色々と問題はあったみたいですが、自分の子供のいう事を素直に聞き入れることができたのが重要ですね。